仕様が出来るまで
こんにちは、新人プランナーの金田です。今回はゲームの仕様がどうやって出来ていくのか、自分なりにわかってきた部分をまとめてみました。
仕様とはゲームの設計図にあたるもので、主にプランナーが作成することが多いです。画面仕様などの実際に目に見える部分から、イベント仕様などゲームサイクルに関わる部分まで、設計する部分は多岐に渡ります。
仕様作成の流れ
①分担決め
仕様を書く前に、セクションミーティングにてどなたが何を作成するか担当を決めます。プランナーそれぞれの得意分野や、タスクの状況をみて割り振られます。
②アイデア・案出し
まず、出来るだけたくさんの案を出します。ここがキモになる部分であることが多いので、プランナーの腕の見せ所です。 私はこの部分が自由に発想を膨らませられるのでとても好きです。案が一通り出そろったら、メリットやデメリットを整理して絞り込んでいきます。
③仕様草案作成
アイデア出しで出た案を選別して、草案として整えます。スライド、フローチャートなどにまとめ、必要に応じて簡単な絵を作ることもあります。
④打ち合わせ
草案が完成したら、ディレクターさんを中心に関係するメンバーで集まっていただき打ち合わせを行います。全員でより良くするための意見を出し合う他、デザイナーさんやプログラマさんなど実装を担当する他のセクションの方との調整が行われたりすることもあります。
⑤仕様書作成
打ち合わせで決定したことを書き起こし、仕様書を作成します。これをもとに制作を進めて行きますが、ほかの仕様との兼ね合いや、より良いものにしていくため必要に応じて加筆修正、仕様変更をすることもあります。
上記は仕様作成のあくまで一例ですので色々な場合があると思います。
他のメンバーと円滑に仕事をするためにも、伝わりやすい仕様書を作成していきたいと思います。
それでは次回もお楽しみに♪