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社長日記

ゲームクリエイター最前線

不定期更新、ゲーム業界に関する本の紹介ですが今回は初めて書籍ではなく雑誌です。それも皆さんご存じの『週刊ファミ通』といったゲーム専門誌ではなく、『子供の科学』という児童向けの雑誌。特集が今回のブログタイトル「ゲームクリエイター最前線」ということで、これは読まねば!と、購入した次第。余談ですが、特集以外も錯視の解説、鉄道特集、宇宙、天体、動物、南極基地など広範囲に興味深いテーマがたくさんあり楽しく読みました。調べたところ創刊1924年(大正13年)、もうすぐ100周年だそうで。す、すごすぎる…

『子供の科学 2021年 4月号 特大号』


今年も3月より新卒採用活動の一環として、オンライン会社説明会を実施しています。内容はゲーム業界で働くこと、職種ごとの仕事内容、弊社の制作方針などです。思うにゲームを遊んだことがない人は今やほとんどいないと思いますが、実際にどうやって作るかはなかなかイメージしづらいかもしれません。なりたい職業、ゲームクリエイター徹底解剖!とあり、子ども向けの雑誌なのでわかりやすく書かれているのでは、と期待しながらページを開きました。

本特集で紹介されているゲームは『天穂のサクナヒメ』、『Cuphead』、『UNDERTALE』とここ数年のインディゲームを代表するゲームぞろい。『Cuphead』、超絶難しいゲームなんだけど『子供の科学』読者はクリアできるのかしら…

今やゲームのプレイ人口は27億人を超え、~中略~その経済規模は大きく、年間1749億ドル(約18兆円!)ものお金が動くんだ。

と、さらりと凄い数字を書いています。その直後、『天穂のサクナヒメ』の紹介では

発売からわずか3か月で85万本を出荷、このゲームをつくった中心メンバーは2人だけというから驚きだ。

と、別の次元で驚くことを書いてます。2人!しかも18年ほどかかったそうで。すさまじい。開発中の話をいろいろと語ってくれていますが、とても共感できたのがこちら。

ゲームづくりって楽しい時ももちろんあるけれど、つくるのは正直しんどい。95%はしんどい時間です(笑)。でも完成したときがものすごくうれしい。そのためにつくろうって思うんです。

ゲーム制作で一番大事なことだと思います。他のインタビューも読みごたえたっぷりなのと、何より子どもにもわかりやすくシンプルな言葉で書かれており、大変おススメです。書店ではもう買えませんが、業界を目指す方はぜひ、電子書籍にてお買い求めくださいませ。

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