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新人日記

エジプトロマン

こんにちは!新人デザイナーの門川です。
早いもので入社から1年経ってしまいました。本当に早すぎます。

さて今回は六本木ヒルズで開催されていた「古代エジプト展」に行ってまいりましたので、感想や展示の様子などを書いていこうと思います。
昨年末からとても楽しみにしていた展示でしたので、できるだけ沢山感想を書いていけたらなと思います!

●「古代エジプト展」と私の意気込み

まず、こちらの展示についてですがタイトルの通り、古代エジプトの文明に関わる遺物の展示です。ミイラを入れる棺桶や壁画など…古代エジプトと言われてイメージのつく大きいものから、細かい装飾品やパピルスと言われる紙に記された古代文字や絵なども展示されていました。
これは完全に個人的な考えですが、誰でも一度は古代エジプトに憧れを抱く時期があると思います。私もその一人で、学生時代にかなり熱中していました!ですので今回すごく楽しみにしていました。当時は特に神話に興味があり、たくさん調べたり「エジコイ!」というエジプト神とギャグ系キャンパスライフを楽しむ謎のゲームもプレイしていました。

●展示の様子

ここからは展示の様子について書いて行こうと思います。
会場は全体的に暗めで展示物が際立つような感じでした。展示物は全て撮影OKで、ブログ掲載を考えていた身としてはとても助かりました。
始めに入ったエリアでは主に当時の人々の暮らしや姿に関わるものが展示されていました。

ニカーラーとその家族の像(左)髪留めと鏡(右)

古代エジプトといえば目を縁取るメイク!というように結構おしゃれさんですよね。ちなみに目を縁取るメイクには「孔雀石」と言われる鉱物を粉にしたものが使われていたそうです。目に入ったら痛そうですね。

他にもピラミッドや王朝をメインとした展示エリアがありましたが、私が一番印象に残ったのは古代エジプトの死生観についての展示です。特にミイラに関する展示が非常に興味深かったです。

人頭の鳥で表されるバーの護符(左)カノプス壺(右上)ミイラの包帯(右下)

このエリアは薄暗い照明な上に、古代エジプト語の音声が一生流れ続けるという異様な空間でした。画像右上のカノプスの壺はこの展示の目玉のひとつで、ミイラを作る時に取り出した内臓を保存する壺だそうです。それぞれの蓋の形は神様の頭になっていて、それぞれの内臓を司っているそうです。日本の八百万の神みたいな考え方なのでしょうか…内臓にも神様がいるんですね。
また、ミイラの作り方についての2Dアニメーションの展示もありました。とてもわかりやすかったです…!

まとめ

今回は「古代エジプト展」について書かせていただきました。 かなりボリュームがあり、見応えがありました!解説がすごくわかりやすくて初心者の方でも私のような知識を少し齧っている人でも楽しめる展示でした。やはり遺物系はロマンがあって興味深いですね。古代エジプトについての知識がまた蓄えられました。あわよくばこの知識を業務に活かしたいですね…
余談ですが、エジプトとは少し違いますが最近「The Children of Clay」という考古学者になって遺物を調べる微ホラーゲームが面白いなと個人的に心に残っています。
今回ご紹介した「古代エジプト展」東京会場は閉幕してしまいましたが次回は静岡で開催されるそうです。とてもおすすめの展示ですので是非足を運んでみてください!

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