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社長日記

代々木でゴハン:その41
IRON DINER

大学卒業を機に就職のため上京し、はや30年強。さすがにこちらの生活にも慣れ、不便なことなどほとんどありません。が、食に関してはたまに実家のある大阪を懐かしく思い出すことがあります。安いたこ焼き屋がないこと、おなじく安くてうす味のうどん屋がないこと、そしてもう一つがお好み焼き屋が少ないことです。

子どものころ、週末の自宅のお昼ごはんといえば焼きそばかお好み焼きでした。家の近所にも歩いて数分に個人経営のお好み焼き屋が数件あり、よく食べにいったものです。感覚的には豚玉500円、といったところでしょうか。東京にもお好み焼き屋は探せばありますが、大阪のような、住宅街にぽつぽつあるという感じではなく、商業地でチェーン店が出展しているイメージです。具もいろいろ入って1枚1,000~1,500円など、大阪なら2~3枚食べるかも、と考えてしまうこともあります。なので、思いついてふらっと普段使い、というようなお店は見つからず。しかし関西人の血がまれに疼き、「あぁ、今日はお好み焼きが食べたい…」となることもしばしば。

そんな衝動的な粉モン欲求を満たしてくれるのが、今回とりあげる「IRON DINER」です。代々木駅から弊社へ向かう一本道のちょうど中間くらいにあるこちらのお店。「IRON DINER」の由来はおそらく鉄板焼きなのでアイアンなのでしょう。お店のメニューにはステーキやシーフードの鉄板焼きがいろいろと載っていますが、私はこちらの店では主にランチ利用ということもあり、広島お好み焼きしか食べたことがありません。広島お好み焼きの最大の特徴はこんもりしたキャベツを蒸し焼きの状態にして、下部がカリカリの焼きそばがあること。大阪で言うモダン焼きがデフォルトのような、大変食べ応えのあるお好み焼きです。
さらに、ランチはゴハンとみそ汁がついたいわゆるお好み焼き定食も注文可能。
よくお好み焼きをオカズにゴハンは食べられるか、といったことを言われますが、関西ではいたって普通ですし、ゴハンとみそ汁がないとむしろ寂しいです。

こちらのお店は広島がテーマのようで、店内は広島カープのグッズやサインでびっしり。夜に来るとカープファンが野球中継を見ながら盛り上がるのかな… と思いつつ、本日のランチでも定番のお好み焼き定食を頼んでお腹パンパンになって店を後にしたのでした。粉モン摂取したい日にはおススメです、ごちそうさまでした~

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