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新人日記

ミニチュア博物館

こんにちは!新人デザイナーの谷村です。
先日、有明にあるスモールワールズへ行ってまいりました。今回はそちらについての感想を書いていきたいと思います。
アジア最大級のミニチュア博物館ということで、たくさんのミニチュア作品が展示されており見応えがありました。

元々趣味でフィギュアの塗装をしてみたり、小さい立体作品を作ったりなどしていましたが、今回本格的なジオラマを見ることができ、細部のこだわりに圧倒されました。

入ってすぐの宇宙センターエリア
月に着陸?

特に驚いたことが、写真に撮るとミニチュアにもかかわらず本物の風景のように見えることでした。
ミニチュア自体のクオリティの高さももちろんですが、それを照らすライティングも大事な要素であるように感じました。
ジオラマにはしっかりライトが組み込まれており、現実と同じようにオブジェクトを照らしています。光の当て方によって奥行きや空間が生まれ、実際にその場にいるかのようなリアリティがありました。

本物のパン屋さんのようです

現実を再現するという意味では、3DCG制作とも通じる部分があるように感じました。モデリングで形を作り、そこに質感やテクスチャを付け、最後にライティングをするという工程はジオラマ制作ととても似ているように思います。
クオリティの高いミニチュア作品を見ることで、普段は見過ごしてしまうような光の当たり方や素材の質感に改めて気が付くことができ、現実の風景や物理現象への理解をさらに深めることができそうです。

今回は時間の都合で叶いませんでしたが、スモールワールズでは3Dスキャナーで自分自身を撮影し、1/80サイズのフィギュアを制作していただける体験ができるそうです。とても楽しそうなので、いつかまた訪れた際にはぜひ挑戦してみたいなと思いました。


今回はスモールワールズについて感想をまとめさせていただきました。
自分でもジオラマを作ってみたくなるような魅力的な展示ばかりでした。
最後までお読みいただきありがとうございます。暑い日が続いておりますので皆さまお身体に気をつけてお過ごしください。

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