仕様草案作成の流れ
こんにちは、新人プランナーの金田です。
以前こちらの記事で仕様作成全体の流れについて触れましたが、今回は「案出し」から「仕様草案の作成まで」の部分を更に掘り下げてみたいと思います!
こちらが私が仕様草案を作成するときの流れです。
◆仕様草案作成手順の一例
①要件の確認
まず全体のコンセプトやイメージ、最低限必要な項目といった条件を確認して整理します。
②一般的な仕様の調査
作成しようとしているものが、一般的にはどんな仕様になっているか調査します。このとき他の作品の仕様をそのまま写すのではなく、どういった意図でその仕様が作られているかを読み解いて参考にします。
③案の作成
一般的な仕様が掴めたら、それを踏まえて①で確認した要件を満たす案をまず1つ作成します。
④対案の作成
作成した案のメリットとデメリットを整理し、デメリットを補うことが出来る案を作成します。この時作成した対案についても同様にメリットとデメリットの整理を行い、必要に応じて更に案を増やして候補一覧を作成します。
⑤資料の作成
候補が一通り出揃ったら1つの資料としてまとめます。用件をきちんと満たしているか確認をし、それぞれの案がどういった利点があるのか整理してまとめ、仕様草案の完成です。
こちらはあくまで一例なので色々な方法があるかと思います。一般的な仕様を把握していると、スムーズに仕様作成が進みやすい事が分かってきたので、普段から身の回りのゲームや製品の仕様の意図を注意深く観察していきたいです。それでは次回もお楽しみに♪