「CEDEC2023」現地初参加レポ
こんにちは、プランナーの国井です!9月も半ばを過ぎ10月が近づいておりますが、まだまだ暑い日が続きそうですね。早く涼しくなる事を願いつつ日々過ごしております。
さて、先月私は横浜にて開催された「CEDEC2023」の現地でのセッションに参加をさせて頂きました!実は、去年、一昨年とリモートで視聴する形で参加をさせて頂いた事はあるのですが、初めて実際の会場に赴いた事で、今までには無かった新たな発見がありました。そこで今回は会場の様子を述べつつ、発見した4点についてご紹介したいと思います。
1.各セッションの注目度合いが分かる!
会場では各セッション毎に個別の講演ホールが設けられており、開始前の時刻になると、その扉の前では聴講者の列が出来上がるのですが、並ぶ人数でそのセッションがどの程度の注目を集めているのかが分かるため、非常に面白いと感じました。例えば、技術的にかなり踏み込んだ内容のセッションの場合は、いかにもその道のベテランでありそうな方々が多く並んでいたり、AI関連のセッションの場合は年齢層が幅広くかつ、他よりも多くの聴講者が並んでいたりなど、それぞれのセッションをゲーム業界視点で見た時に、どういった注目がなされているのかという点で知見が得られたように思います。
2.セッションに対する集中度が変わる!
セッション中、多くの聴講者とともに暗い客席に座り、目の前には大きなスクリーン、その横で内容を語るスポットライトに照らされた講演者の方という状況は、これまで自宅の椅子に座りパソコンの画面の前で視聴していた時とは違い、セッションに対する没入感が段違いで、講演内容が印象に残りやすいと感じました。また、直に感じる講演者の方の表情などから、講演内容において思い入れがありそうな部分が伝わってくる場面もあったため、リモートでは感じ取れないものも得られたように思います。
3.質疑応答がより充実したものに!
セッション終了後は講演者の方への質疑応答時間が設けられるのですが、そこに関してもリモートとの大きな違いを感じました。リモートの場合はチャットで送った質問について回答してもらった後は、そのまま他の方の質問に移ってしまうため一方的に終了という形なのですが、現地で直接質問した場合は、講演者の方から回答を受けた後、それについてさらに踏み込んだ質問や、感想を述べる事が出来たりなど、講演者の方とのコミュニケーションがとれるため、とても貴重な機会が作れる事に非常に価値を感じました。
4.現地のみ開催のセッションに参加できる!
数あるセッションの中でも、「ラウンドテーブル」という配信が行われない特殊なセッションに参加できる事も一つの発見でした。どういったものかというと、円形上に向かい合う形で座った参加者の中心で講演者の方が司会となり、いくつかのトピックについて経験のある参加者に質問をしながら、参加者同士の意見交換を行う形で進行していくセッションです。かなり経験が問われるかつ、専門的な内容に踏み込んだ討論であったので、自分は終始耳を傾ける形になってしまいましたが、緊張感もあり、大変刺激的な時間を過ごせました。
以上、CEDECの現地セッションに初参加をさせて頂き、新たに発見した4点についてご紹介をさせて頂きました。
今年開催された「CEDEC2023」はコロナ後初となる現地開催で、恐らく来年以降も現地開催されるかと思いますので、もし興味が湧いた方は(抽選にはなりますが)、是非応募して参加してみてください!