ゲームを彩る音楽を作りたい!〜AIにお任せ編〜
こんにちは、プランナーの長浦です!
4月に入り社会人2年生となりました。「新人プランナー」と、もう名乗れないことに対して不安を感じつつも、プランナー2年生になった私がこれからこなしていくであろう様々な業務に対して、胸を膨らませております。2年目の私は一体どんなプランナーになっているのでしょうか……。
さて、今回も前回、前々回に引き続きゲームBGMの制作進捗について……と言いたいところですが、ここは過去2回の制作記録とは少し毛色を変えて、最近話題のジェネレーティブAIを使用した作曲についてお話ししていこうと思います。
……ということで、早速今回のゲストであるジェネレーティブAIのEcrett Music君にお越しいただきました。
Ecrett MusicとはSCENE(シーン)、MOOD(感情)、GENRE(ジャンル)の3つの項目を選択するだけで、選択したイメージに合う曲を作成してくれる作曲AIのことです。直感的でわかりやすいインターフェイスと、曲のイメージさえ決まっていれば豊富な選択肢からイメージに合うワードを選ぶだけで曲が作れてしまうので、音楽知識に自信がない方や楽器を弾いたことがない方でも簡単に曲が作れてしまう、非常に便利なAIサービスとなっております。
では早速サイトを開いて曲を作っていきましょう。
サイト内に記載のある「CREATE MUSIC」というボタンを押すと、以下の画像のような画面が表示されます。
早速、曲のイメージを選択する画面が左上に出てきました。この中から自分が作りたい曲のイメージを選択し「CREATE MUSIC」ボタンを押せば、あっという間にオリジナル曲が完成します!せっかくなので何曲か作ってみましょう。まずはどのくらいのクオリティのものが生成されるのか気になったため、一旦気になった項目を適当に選んで曲を生成してみました。
す、すごい……!
正直、コード進行もメロディラインも滅茶苦茶な曲が生成されて「なんじゃこりゃ〜ワハハ」というつもりだったのですが、生成された曲を聴いて思わず驚嘆してしまいました。これは色々と試したくなってきてしまいます。今度はFantasyをSeriousに変えて曲を生成してみました。
さっきとはガラッと雰囲気が変わりました。先程作成した曲の面影を残しつつも、だいぶ近未来を感じさせる曲になったかと思います。また、Ecrett Musicではただ生成するだけでなくテンポの調整や曲の簡単なMIX(各パートの音量調整)などを手動で簡単に行えるため、もう少しテンポを速くしたい場合やドラムの音を下げたいなどがあれば自分で自由にカスタマイズすることも可能です。
ということで、いかがでしたでしょうか。
今回使用したEcrett Musicは音楽知識がそんなにない方でも直感的に作曲ができる反面、他の作曲AIソフトに比べて自由度が低いかと思います。ですが、それでもここまで完成度の高いBGMを制作してくれるとなると、これからは自分で1から曲を作成するよりもAIの力を少し借りた方が効率良くBGMを量産できる様な気がします。AIと上手に付き合っていくためにも、まずは既存のAIソフトにたくさん触れて、それらの活用方法をしっかりと理解していこうと、今回作曲AIに触れて強く思いました!