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社長日記

代々木でゴハン:その2 『曽さんの店』

代々木ランチ事情、第二回。

ランチといえば早い、安い、そこそこ美味しい。貴重なお昼休み、並ばずにサクッと食べられるのが大事なわけで。その筆頭が立ち食いソバだが、次の候補で有力なのが中華料理全般。メニューはラーメン、チャーハンといったガッツリ炭水化物なものから、酢豚に唐揚げ、野菜炒めと定食がある店なら多彩な選択肢もあり、飽きがこない。たまに頼んで数十秒くらいですっと出される中華料理屋があるけど、どうやって作ってるのかほんと不思議。

代々木界隈には美味しい中華のお店が何軒もあるのですが、つらつら考えて初めに思い浮かんだのがこちら。

『曽さんの店』

「でかい餃子」の看板が大きすぎてまるで店名のよう。のれんには「生きてる餃子」とも。でかいはわかるが、生きてるって?!とにかく餃子が推しメニューというのが誰でも理解可能な親切設計。餃子単品が570円は割高に感じるかもしれないが、餃子定食は610円。たった40円を足すことで、ごはん、ザーサイ、スープがついてくる。というか、サイドメニューの値付けがおかしい気もするのだが。店からの「だまって定食を頼みなさいよ」、というありがたいメッセージと受け止め、迷わずに定食を選択。

餃子定食(610円)

カウンターごしに店員さんが餃子を焼くのが良く見える。厨房が見える店に外れなし、これは期待大。鍋一面に餃子をしきつめ、数分焼いた後にひっくり返してお皿に盛り付け。でで~ん、とこれはなんとも大きな餃子。餃子というかミニ肉まん、あるいは少し大きな小籠包。いずれにせよかなり独特なルックス。さっそく一口食べるともちもちした皮のぶ厚いこと!片面はパリッと焼けているので、もちもちとパリパリ、両方の食感が楽しめる。中の具も肉と野菜がみっちり。下味もしっかりしているので、餃子のタレに付けず、そのまま食べてもおいしい。餃子つーか、お焼きっぽくもあるなぁ。6個も食べればお腹いっぱい、ゴハンなしでも満足なボリューム。惜しむらくは猛烈にビールが飲みたくなるのを、昼間時だからぐっと我慢しなければいけない、というのがマイナスポイントでしょうか。

この店、なぜか女性客が多いのが不思議でして。この文章を書くためにランチに行ったら、自分以外全員女性でした… テレビや雑誌で紹介されていて有名なお店ではあるが、思うに、厚皮の焼き餃子はかなり珍しく、ここでしか食べられないってのもあるかもなぁ。ぜひ夜訪れてビール&水餃子にチャレンジしたい所存。ごちそうさまでした~

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