Pythonで業務を自動化したい!
プログラマーの国井です。3月が終わり、4月になったということで、新年度が始まりましたね!昨年入社してから、約1年が経ち、社会人としての生活、業務にも大分慣れてきた気がします。
さて、今回は最近自主的に取り組んでいる、Pythonを用いた業務の自動化についてお話したいと思います。
先日本屋にて、プログラム系の専門書コーナーで面白そうな本が無いか探していた所、こちらの本を見つけました。
自分はこれまで、業務の一環として、他の方が手作業で作成されていたデータを自動出力出来るようにするタスクに携わった事があったのですが、自分自身が行っている作業をプログラムを用いて自動化を図るという事はしてきませんでした。
そこで、これを機会にやってみようと思い立ち、現在少しづつではありますが、書籍を参考にPythonを用いた業務の自動化に取り組んでおります。
Pythonについては学生時代触れる機会が多かったので、言語的な壁は無く、早速コードを書いて自動化していこうと思っていた所、そう簡単な作業ではないと感じました。というのも自身が普段何気なく行っている作業を俯瞰した上で、自動化出来る作業、出来ない作業を見極め、自動化出来る作業については、プログラムとして指示するために1つずつのアクションに分けて言語化していく必要があったからです。
上記を行う上で自分は、「問題を出来るだけ簡略化して考える」という事を大切にしています。これは研究室時代、指導して頂いていた先生から教わった考え方なのですが、プログラムを書く際、最初から目的の動作を全て実現出来るコードを考えるのではなく、動作工程を細分化、簡略化し、ひとつひとつの処理を分けて実現できるようにした後、それぞれの処理をパズルのようにつなぎ合わせて、最終的に目的の動作を行うプログラムを完成させるという考え方です。
もちろん一気に処理を書いていく方が、時間もかからず、取り組みやすいという意見もあるかとは思うのですが、自分はそこまで器用ではないので、このように段階を踏んでいく方法が身の丈に合っているなと感じております。
また、この「問題を細分化、簡略化する考え方」はプログラムに限らず、日常において複雑な問題を解決する必要がある時に、原因や改善点なども見つけやすくなるため、非常に大事だと考えております。
まだ、自動化作業については始めたばかりなので、道半ばではあるのですが、これからも色々と工夫をしながら、業務をこなしていければと思います!