BOOK OF THE YEAR 2020
2021年が始まり1か月が過ぎようというタイミングでこのタイトル、バグではありません。年末に書く機会がなかったので、1月にずれこんだのでした。
シャチョーの趣味と実益を兼ねたゲーム関連書籍の紹介ブログでは、年に一度、一番面白かった本を取り上げてきました。完全に自己満足ですね。遅ればせながら2020年のベストの発表です。
賛否両論あるかもしれないが、私的2020年ベストはこちら。
『ゲームデザインプロフェッショナル 誰もが成果を生み出せる、『FGO』クリエイターの仕事術』
塩川 洋介 (著)
>おもしろいゲームをつくれるようになりたい、すべての人に向けた書籍です。
と、ゲーム制作に携わる人ならだれにとっても有益な情報が書かれた本のように見えるが、読む側の求めるものや解釈の度合いで大きく評価が分かれる一冊だと思う。私は大変ためになった。書きたいことがいろいろあるので、詳細は次回にて。
では、2020年で何を語るかというと、書籍ではなく「ゲーム関連の映像作品」が非常に充実した1年だった。ざっと思い浮かぶだけでも、
Netflix 『ハイスコア:ゲーム黄金時代』
U-NEXT 『セガvs.任天堂/Console Wars』
ヒストリーチャンネル 『世界を変えたテレビゲーム戦争』
YouTube 『Archipel Caravan』
映像作品ではなく、ポッドキャスト番組で
などなど。ゲーム業界黎明期から、ファミコン、スーファミといった8bit、16bitのゲーム機の時代、セガ、ソニー、任天堂が競い合った次世代機戦争と選り取り見取りである。
ゲーム業界話が大好きな私はいずれも飛びついて観たり、聞いたりしたのだが、世の中の人は果たしてこんなにゲーム業界の話が好きなのかね?!とはなはだ疑問である。しかし、需要があるからコンテンツが作られるわけで、それがたまたま重なったのが2020年だったのではないかと。
どの番組も面白いのだが、古い話はある程度ゲームに詳しくないとわからないことと、海外の話題が多い番組はややマニアックな内容になりがちなので、個人的には『ビジネスウォーズ ニンテンドーVSソニー』に一票。ゲーム業界版、半沢直樹としても楽しめます(笑)会員向けサービスではないので無料で聞けるのもポイント。大変おススメです!