はじめてのゲームショウ
こんにちは。新人デザイナーの伊藤です。9月13日(金)、「東京ゲームショウ2019」に行って参りました。今回はその様子や感想などお伝えしていきたいと思います。
13日はゲームビジネス関係者のみが入場できるビジネスデイでしたので、ゲームの試遊やVR体験など案外回りやすいのかな、と思っていましたが…予想以上に来場者が多く驚きました。試遊のできるブースは基本的に人が集まっていて、特に格闘ゲームなどの対戦ができるブースはどこも席が埋まっている様子でした。
『VRカレシ』待機列。公式グッズと共に写真を撮る女性ファンの姿も。
VR、eスポーツ、インディーゲームエリアが併設されたホールに入ると、ドンと目に入ったのが『VRカレシ』の体験コーナーでした。カフェをモチーフとした建物の中で誰にも邪魔されず遊べるようになっています。VRコーナーの中では最もスペースが大きく、ゲームの世界観がしっかり作りこまれている印象でした。他にもホラー体験、足に装着して感触を楽しめるデバイスなど、新感覚のゲームが揃っていました。
今回私が特に注目していたのが、インディーゲームのコーナーでした。インディーゲームの中には、ドットで表現されたレトロなグラフィックのものがあったり、とにかく作者自身の好きなものやそのこだわりが感じられる作品があったりと、個人的に興味をそそられる要素が多くあります。いざ展示ブースを回ってみると、期待通り個性的なゲームが多数揃っていました。制作者が海外の方だったときは、身振り手振りで操作方法を教えて頂いたりと…、そういったやり取りができるのもイベントならではで良いなと感じました。
インディーゲーム配信サービス「PLAYISM」のブース
(シカのアクションゲームが有名です。)
他にも、ドコモが2020年にサービス開始を目標としている「5G回線」の宣伝広告がよく目立っていました。スマホゲームをストレスなくプレイできるだけでなく、今より簡単にオンラインプレイができたり、大人数参加型のイベントができるようになったりと、これまでにない新しいゲームの形ができる可能性があるそうです。
ゲームショウに参加し様々な技術や表現に触れたことで、ゲームの面白さやその多様性をより感じることができました。デザイナーとしての技術をさらに磨くと同時に「ゲームによって実現できる新しい遊び」というのも今後は探っていけたら良いなと思います。