Blog

新人日記

ゲームプログラマーはここからだ!

こんにちは、今回の新人日記担当はプログラマーの大森です。よく読んでくださっている方には、「順序的にプランナーの北山ではないのか?」とツッコミをいただくかもしれませんが、彼の回は昨年度新人の大トリのためもう少し先になります。是非ご期待ください(勝手にハードルを上げておきます)。

さて同期のデザイナー大上プログラマー西もそれぞれ以前の記事に書いておりましたが、私も新人日記を書くのはこの記事で最後になります。今回は、現在着手している「プレイヤーがゲームをプレイしてN日後にどこまで進んでいるかをシミュレートするプログラム」(以降「シミュレーター」と記述します)の制作について書き、私の新人日記を締めくくらせていただきます。

私はこの約一年半、細かなツールを制作しながら足りていないプログラミングの知識を補強して来ました。そして今回のシミュレーター制作は、実際のゲームと同様のデータをもとにゲームの動きを模すため、さらにゲームプログラミングについて知識を深める良い機会です。少しワクワクしながら取り組み始めました。

あくまでシミュレートであるため、実際のゲームと異なりゲームUI部分の実装などは必要なく、一部のデータを見て簡略化したものを作るのですが、それでも見るべきデータの量に圧倒されました。まずどのデータがどこにあり、どのデータとどのように関連しているのかの把握に数日間かかりました。ゲームを作るのに必要なデータの量を実感できたことが、今回の収穫の1つです。

シミュレーター制作では、言語はVB.NETを使用し、EditorはVisual Studioを使用しています。理由はいくつかあるのですが、ゲーム開発に頻繁に使用されるC#と、使用経験のあるVBAの中間あたりに位置する言語というのが理由の1つです。C#を理解するための繋ぎとしてちょうど良く、C#で書かれた実際のゲームのプログラムを読んで実装を模倣しやすくて助かっています。実際にどういう構造で作られているのかを知ることができて、非常に勉強になります。

シミュレーターの制作は1人で行っていますが、ゲーム制作は複数人で行うことを考えると、扱うデータの規模が大きくなるだけでなく、他人が読みやすいように1つ1つのコーディングにもより気を使う必要があります。今回の仕事はゲームプログラミングの作業量をよりリアルに体験できるため、これをこなすことでゲームプログラマーとしてはようやく入口に立てるのかなと思います。

プログラマ道のはじまり

へたっぴながら手書きの心象風景です

ここまでお読みいただきありがとうございました。今後も、フィラメント共々応援していただけると嬉しいです。

次の記事へ