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社長日記

代々木でゴハン:その13 バーガーズベース

いつの間にか趣旨が変わって代々木のハンバーガー巡り化している本コーナー。第三回は駅から近い、『バーガーズベース』です。

JR代々木駅東口を出て徒歩30秒。踏切に面した、鉄道好きにはたまらないロケーションに立つ2階建てのおしゃれな一軒家が今回の目的地『バーガーズベース』。店に入らずとも、ただそこにお店があるだけで景観に寄与しているかのような店構えである。

用事があってこの店の前を通ることがままあるのだが、店から発せられる、お肉を焼くとても良いにおいがいつも漂っている。この時点でたまらん。ハンバーガーはゆっくり食べたいので、大概は食べずに我慢することが多い。このように、じょじょにハンバーガーを食べたい気持ちが日々蓄積されていき、ピークを迎えた時点でお店にかけこむのが美味しく食べるコツである。

ハンバーガーのラインナップは長崎名物らしい「佐世保バーガー」と「ベースバーガー」という通常のハンバーガー。いまいち「佐世保バーガー」の定義がよくわかっていないのだが、卵が入ってマヨネーズがかかったやや甘口ソースで、とにかく作り立て新鮮であればOKという間口の広いレギュレーションらしい。懐が深くて喜ばしい。

個人的にはハンバーガーはアメリカンなテイストを求めるので、つい「ベースバーガー」を頼んでしまう。今回もオーソドックスなチーズバーガーをオーダー。

二階を案内されて、階段を上ると外国の方が二人で美味しそうにハンバーガーを食べていた。なんて似合うんだろう。やや落とし気味の照明やクラシカルな内装とあいまって、少し旅をしている気分になる。私がここに通うのはランチタイムを避けて人が少ない時間帯なので、のんびりできるのが気に入っている。

しばらくすると、一階の調理場から出来立てのハンバーガーをもって店員さんが登場。待ってました!とガブリ。表面がちょっと焦げるくらいにカリっとしたバンズ!分厚くてジューシーなパティ!デロっととろけたチーズ!至福。お口直しにレモネードを一口。チェリーコーク、レモネード、ルートビアは私の中で三大アメリカを彷彿させるドリンクである。本や映画からくる脳内イメージなので、実情と異なっても悪しからず。

何よりありがたいのは11時から22時までと、ずっとお店が空いていること。時間がないときはマクドナルドへ、少し余裕があるときは踏切を超えてバーガーズベースへ、と使い分けができるので大変ありがたいです。ごちそうさまでした~

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