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社長日記

代々木でゴハン:その11 ICON

都心の閑散駅として一部で有名な南新宿駅。ところがお昼時になるとちょっとした行列ができるお店があります。前々回に紹介した『ムーンボウ』のお隣、ハンバーガーショップ『ICON』です。



南新宿駅の真横にある路地。突き当りに小さな看板が見える。文字はなく、ただハンバーガーらしきイラストと→のみ。必要最低限にして十分な情報の看板は、専門店としての心意気の現れのように感じられ、期待が高まる。

席数がさほど多くないせいか、すんなり入れることはあまりない。それでもこの店に来る人はわざわざ南新宿まで『ICON』のハンバーガーを食べに来る人ばかりだろうから、混んでいるためUターンして帰るお客さんという光景を見たことがない。

今回もランチタイム終わり際に来たのだが店内は満席で、店の外にも数人が並んでいた。立て看板に書かれたメニューを見ながら今日は何を食べるかしばし考える。こちらのお店は季節限定ハンバーガーが豊富なので、好きな方はメニューが変わるたびに足しげく通うそうだ。

リンゴバーガー、ジンジャーバーガー、PPPバーガー(ペッパー×3だそうです)などLimited Burgerには聞いたことのないハンバーガーが並んでいる。特にマッカンバーガーはバーガーからあふれ出るチーズとマカロニのビジュアルがすごい。インスタにもあげたくなるなるわ、あれは。私は食べてないので、興味のある方はこちらのリンクをどうぞ。

私はオーソドックスなアボカドチーズバーガーをオーダー。セットについているスープがすぐに出てくるのだが、おそらくパティ作りで使われているであろうビーフがゴロゴロ入っており、肉汁もたっぷり染み出したコンソメテイストでこの時点でめちゃくちゃおいしい。お代わりしたい。

しばらくするとバーガーが到着。見た目がとても美しい。バンズはふわふわで大きく、具材がしっかりと収まっており、非常に食べやすい。大きな口を開けてまずは一口。ぎゃー、美味しい!パティはミンチというより、あらびき肉のかたまりという感じ。とても肉肉しい。そこにアボカドやレタスのさっぱりさ、濃厚なチーズも加味されエンドレスに食べられるものに昇華。ソースなどが過剰にかかっていないせいか、それぞれの具材の味そのものがよりわかる。

有名なお店らしく、メディアにも何度か取り上げられている様子。店長はとにかくバーガーが大好きだそうで、オリジナリティあふれる限定メニューやバーガーグッズがいっぱいの店内の様子からもガンガンにバーガー愛が伝わってくる。お店のホームページに「ハンバーガーが食べたくなる映画」というコーナーがあり、しばらく更新されていないので気が向いたら再開してほしいな。個人的に記憶に残っているのはMCU第一作『アイアンマン』で大富豪トニー・スターク氏がテロリストに数か月も軟禁され、解放後にまず食べるものがバーガーキングのチーズバーガーというシーン。日本人ならおにぎりとみそ汁にあたる食べ物なのかね。

ということで、見た目はインパクト大なアメリカン、お味はあっさりで大変美味しいハンバーガーでした!ごちそうさまでした~

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