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新人日記

帰ってきた・新人デザイナー3Dを学ぶ

こんにちは、ついに入社2年目、元新人デザイナーの大上です。

前回のブログで、タイトル通り終わる気満々だったのですが、私がこのブログを書くのを3月末までと勘違いしていたため、今回このタイトルになっている次第です。まだもう少し続くので、今年度もよろしくお願い致します。

さて、話は変わりますが、4月1日から新卒のデザイナーが1名入社することになりました。新しい方が増えるのはとてもうれしいですし、頼もしいです。新人さんに私から教えられることは少ないかもしれませんが、先輩としてしっかり支えていければと思っています。(私のほうが支えられないように頑張ります)

ではタイトル通り3Dについてお伝えしようと思います。今回はUVについてです。※UVとはポリゴンモデルにテクスチャーを張るための展開図のようなものです。洋服の型紙を想像していただければと思います。

そのUVを作成する手順があるのですが、それがなかなか頭を使います。MAYAを勉強したての頃は、一番苦手な作業でした。

下の図は私が入社前にはじめてMAYAで作ったキャラクター(熊です)のUVなのですが、この時はあまり深く考えずに作成したため今見るとだいぶひどいなと思わせる出来になっています。

UV作成時はテクスチャーを描く時のことを考えながら作業をします。例えばテクスチャーのディテールが細かい部分のUVを大きく配置する、シンメトリーになっている部分は重ねて配置する、直線のところはUVも直線にする、などです。これを踏まえて上図を見てみるとだいぶアウトな感じですね。直す箇所が多いので割愛していますが軽く添削してみると下図のような感じになります。

以前、先輩が作成されたモデルに貼り付けるテクスチャーを作成する作業があったのですが、UVがものすごくきれいに整頓されていて、とても作業がしやすかったのを覚えています。こういう風に作ればいいのか、と勉強になりました。入社当時に先輩方がおっしゃっていた、他の方が作成したデータを見ることが一番の勉強になる、の言葉通りだと納得して、それ以来、仕事上で扱うデータをよく観察するようになりました。

今回、新年度ということで、昔のデータを振り返ってみましたが、以前の自分のデータを見てどこが良くないか理解することができて、自分の成長を垣間見れた気がします。新年度も気を引き締めて、いろんな面で成長できるように頑張ります。

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