代々木でゴハン:その10 味道本色
前回に続いて、小田急沿線で最も乗車数が少ないという南新宿駅のランチどころを紹介。
弊社はゲーム会社らしく始業時間は10時半と世の中の一般的な会社に比べて遅いため、お昼ゴハンも12~13時など一番混む時間は避けて食べるスタッフが多いです。そうするとランチ営業していないお店もけっこうあるので食べるところがじょじょに限られてくるのですが、その際に助かるのは中華料理店。ランチタイム、という概念がなく、だらだらと営業してくれているのでふらっと何時に行っても空いているのがありがたいのです。双璧をなすのがインド料理店。昔よく通ったお店は「ずーっとお得に1日中ランチサービス」という、ランチの概念を上書きするところもありました。重宝しましたが。
会社を出てふらふらと5分ほど歩くと南新宿駅。ちょっとした商店街のようなエリアに今回目指すお店『味道本色』がある。店の看板には店名の下に「広東料理、四川料理、上海料理」と表記されている。ここまで書くなら「北京料理」を追加してしまえば四大中華料理完全制覇なのに奥ゆかしい限りである。
ポスターにはこの手の中華料理屋でよく見かける「98種類食べ飲み放題 2,980円」という宴会の案内。よく採算あうなぁと毎度不思議に思う。10名以上の予約でさらに北京ダックをサービス、とのこと。北京ダックってサービスで付いてくるものなの?一度この目で確かめてみたい。
この店も前段で触れたようにランチメニューは11時から閉店まで注文可能というありがたいシステム。定番のエビチリや油淋鶏から日替定食などいろいろあるのだが、ここに来ると毎回頼むのが頂天石鍋マーボー豆腐定食。辛さは「微辛」「普辛」「中辛」「激辛」の四段階から選択可能。心情的には中辛と激辛の間の「大辛」あたりをオーダーしたいのだが、ないものはしょうがない、激辛を注文。店員さんが「辛い、大丈夫?」と聞かれるので笑顔で対応。
しばらくするとこぼしたら大やけどしそうなぐらんぐらんに煮立った真っ赤な石焼マーボー豆腐が出てくる。美味しい、というか痛いです… 思い出しても汗が出てきた。体調の良い日に食べることをお勧めします(というか素直に辛さ普通くらいにすればよいだけの話)。
後日、このブログを書くにあたりお店をネットで調べていて初めて知ったのだが『味道本色』は渋谷にも支店があり、そこは以前、弊社が渋谷の並木橋にオフィスを構えていた時にめちゃめちゃ通ったお店だった。当時は『味道本色』というお店ではなく、『香港ロジ』という別のお店で何食べてもうまかったんだよなぁ。社員数もまだ7~8人のころ、打ち合わせに、はたまたちょっとした打ち上げなどに利用させていただいた。不思議な縁を感じた次第。