GAS、おそろしい子…!
こんにちは。ふと関東ではあまり霜を見ないなと郷愁に駆られる、新人プログラマーの大森です。(兵庫出身)
さて、研修を終えゲーム制作に関わり始めたのが6月の頭、早いものでそろそろ半年が経とうとしています。今回は、私の業務内でいま頻繁に使用している「GoogleAppsScript」(以下GASと称する)について書こうと思います。
GASは、Gmail、ドライブ、ドキュメントなどのGoogleサービスに対して自動化、連携などのプログラミングを行うことが出来る、JavaScriptをベースとした開発環境です。
GASの凄い点は大きく2つあり、サーバーの準備などの費用が一切かからないこと、Googleサービス内だけでなく外部サービスのTwitterやSlack(ビジネスチャットアプリ)とも連携がとれることです。
1つ目の利点、Googleアカウントを作成すればすぐに利用できる手軽さは大きな魅力であり、プログラミングの勉強の導入としても使用しやすいと思います。
そして2つ目、弊社でも使用していますが、Slackと連携をとることでスプレッドシートなどで情報の更新から共有をスムーズに行うことができます。複数のサービスをアイデア次第でいかようにも組み合わせ、新たな価値を生み出せるのが面白いところです。
例えば、外部サイトから天気情報とTwitterの天気に関するツイートを自動で延々と蓄積させることでTwitterユーザーの所在地を割り出すことだってできるかもしれません。まあ、その情報だけでは厳しいと思いますが、1つ目の利点と合わせて手軽に実行できるのがおそろしいですね。
冗談はさておき、私はGASを使用してスプレッドシートのデータ作成の自動化や、Webサイトの制作を行っています。ゲーム制作では同じフォーマットで中身の違う大量のデータを作成するため、GASを使用したマクロによるデータの一括編集が、コストの節約に大きく貢献しています。Webサイトは現在制作段階ですが、ドライブ上の画像データを取得して一覧表示や絞り込みなどの機能を持たせようと考え、制作しています。
より効率よく快適な作業環境を整えるために、今後もGASの新たな活用法を模索していきます。