ゲームのバグチェック始めました
お久しぶりです。新人プログラマーの西です。
最近寒くなってきましたね。自分もそろそろ衣替えをしないといけないなと思っているのですが、家に帰ると忘れてしまい、ついつい半袖で過ごしてしまいます。
今回のテーマは「バグチェック」です。事の始まりは10月の初め、それまで行っていた課題も終わった頃、上司から「バグチェックの仕事をしてみようか」と指示をいただきました。
まず、最初に「ゲームのとある場面のチェックをしてみて」と言われたので実際にプレイをしながら変だと思ったところを報告したのですが、これではダメでした。変だと思った部分は自分の主観であり、それはチェックではないと言われました。その際、上司から「チェックとは正誤がわかる資料を見ながら行うもの」だと教えていただき、それからの作業は必ず資料を見ながらチェックを行うようになりました。
チェック報告がやっと形になり始めた頃、上司からバグレポートを作成するように言われました。バグレポートとは、ゲーム中の不具合の症状を報告するレポートのことです。いわばカルテみたいなものですかね。「書き方は自分で考えて」と言われたため、バグレポートについて調べました。特に重要なのが「バグの再現方法」だと感じ、なるべく人に伝わる事、すぐに確認できる事を心がけて書くようにしています。
バグチェックの基本とバグレポートの書き方を一通り教えていただいた後、上司から「チェックリストを作ってみようか」と指示がありました。チェックリストというのはその名の通りゲームの中で行うことを記したリストのことです。ゲームをモレなくスミズミまで確認したことを記録するために作成します。ちなみに、自分はバグチェックとバグレポートは聞いたことはありましたが、チェックリストはこの時初めて知りました。チェックリストを作成中、仕様書がフロー図と言われる画面遷移表と画面仕様で大まかに分かれていることに気づき、専用のフォーマットを作ることにしました。その甲斐あって「なかなか良い」とお褒めの言葉をいただけました。
上が画面仕様用のチェックリストのフォーマット。
下がフロー図用のチェックリストのフォーマット。
どちらも追加、削除、確認がし易いように作成しました。
以上が10月の頭から今に至るまで、自分が担当した「ゲームのバグチェック」の一部でした。チェックリストの項目追加やバグレポートの表題の書き方等、まだまだ改善するべきことは沢山ありますので、今後も工夫を考えていきます。
他にもバグを報告した際、どうやってバグが修正されていくのかについても学ぶことができましたがそれはまた別のお話で…