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新人日記

活きていると感じた知識

こんにちは、新人プログラマーの大森です。前回の新人日記「新人日記、引き継ぎました。」で少し自己紹介をさせていただきましたが、こいつ誰だ?という方は是非そちらを見ていただければと思います。

今回私の担当する記事では、大学の講義や基本情報技術者試験(ITエンジニアの国家試験で一番基本的なもの)の勉強などから、業務に早速活きているなと感じたことがあり、それについて書かせていただきます。

数学科の中でプログラミングに興味があった私は、C言語などの講義の他に「ソフトウェア工学」や「計算理論」といった情報処理関係の講義も選んで受けていました。これらの講義で学ぶ「通信プロトコル」や「オートマトン」といった内容は、基本情報技術者試験、応用情報技術者試験(基本情報技術者試験の上位に位置づけられる国家試験)のテスト範囲でもあります。

ですが、PC上の黒い画面にコードを打ち込んで意のままに操るプログラマーに憧れた学生としては、これらの講義はあまり面白くありませんでした。実際にどう活かされるのかが分からないためそう感じていましたが、これらの知識が役に立つ機会は非常に多いと会社に入ってから思いました。

特に私が活きていると感じた知識は、「データベース」に関してです。基本情報技術者試験ではSQL文の出題が主になりますが、SQLの構文を知ることで見た目はただのデータの並びであるものが、どのように使用されるのかを理解できるようになります。これだけで仕事内容への理解度が上がり、どう動かしていけば良いかが分かるまでの時間が非常に短縮されました。

もし一切の事前知識なしにデータベースの仕事を任された場合、まず何から触れば良いかの調べ方から分からなかったと思います。少しでも知識があれば質問するためのとっかかりにもなるため、知っておくべきであると感じました。他にもネットで実際にどのように役立つかを調べてみると、こういったことを勉強する際のモチベーションに繋がると思うので、今後の勉強に活かしていこうと考えています。

最後に、少し前の基本情報技術者試験に関する金田先輩の記事でも触れられていましたが、弊社の新卒入社のプログラマーは基本情報技術者と応用情報技術者の資格を取得することが求められています。私は5月に基本情報技術者試験に合格したので、次は10月の応用情報技術者試験に向けて勉強しています。今回も一度で合格したいと思います。

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