Blog

社長日記

代々木でゴハン:その3 『昇楽』

シャチョー池尻による代々木ランチ事情、第三回。

突然ですが、「町中華」というワードを聞いたことはあるだろうか?数年前からネットの記事などでちょいちょい目にする機会が増えてきた気がする。下記サイトによると、このような定義らしい。

最近話題の「町中華」とは?東京の昔ながらの愛され中華料理店8選

>昭和の古き良き時代から続く昔ながらの個人経営の中華料理店のこと。安くて、美味しくて、ボリュームがあって、気軽に通える「町の中華屋さん」を指します。

弊社がある代々木はオフィス街というよりも、どちらかというと住宅街という趣が強い。代々木ゼミナールを代表とした予備校や服飾、音楽などの専門学校は多いがいわゆるオフィスビルは新宿に近いエリアにあるものの、町全体の印象としては古くからの下町風情を今でも感じる。ということであるのですよ、代々木には。町中華の名店が。

真っ先に紹介すべきは駅前徒歩10秒という抜群の立地にある「山水楼」なのだが、あえて今回は少し駅から距離のある「昇楽」を。

代々木駅からほぼ一直線なのだが歩いて10分くらいはかかる。しかも大通りから少し入ったところなので注意しないと店の存在に気付きにくい。にもかかわらず、この地で長年お店が続いているということは美味しいに違いない。期待を胸に店内へ。お昼時を外した14時ごろにもかかわらず、半分くらいの埋まり具合。皆さん、もうこのお店に何十年通ってます、というたたずまい(勝手な想像なので違うかもしれません)。

町中華の基本となるチャーハン&餃子を注文したいところ、美味しいという噂の「ニラそば」をオーダー。というかね、「ニラそば」というメニューがある時点でポイントが高い。タンメン、チャンポンほどはメジャーではなく、いつでも食べられるというわけではないので見かけたらだいたい頼んでしまう。レギュレーションも定まっていないので、どんな「にらソバ」が出てくるかわからない、というちょっとしたワンダーがあるのも良い。

「にらソバ」を熱く語ったブログもあるので参考までに。今すぐ食べに行きたくなること請け合い。

待つこと数分、あんかけとろっとろの「にらソバ」が到着。シャキシャキのもやし、くたっとしたニラ。イメージを大きく超えることもなく、下回ることもなく。独身で家の近所にあれば週に2~3回は通うだろうな。会社からもう少し近ければ完全に一軍ローテーション入りは間違いないのだが、歩いて15分くらいかかるのでなかなか叶わず。そう思うとなおのこと、ありがたい気持ちで一杯の「にらソバ」を堪能したのでした。ごちそうさまでした~

次の記事へ