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新人日記

東京ゲームショウ2022に行ってきました!

こんにちは!新人プランナーの長浦と新人デザイナーの揚村です。

今回は、今年の東京ゲームショウ(様々なゲームやそれに関連した機器、技術の展示会)のビジネスデイについてお話しさせていただきます。
ビジネスデイは9月15日、16日と2日間の開催でした。長浦は15日、揚村は16日と別々の日に参加してきたので、それぞれの感想を書かせていただきます。

ビジネスデイ一日目(長浦)

実は東京ゲームショウ自体は高校生の時に一度見に行った事があるのですが、その時は一般公開日で且つ部活帰りでの参加だった事もあり、あまりゆっくり見る事はできませんでした。そのため今回は初のビジネスデイ参加、しかもゆっくりと会場を見回れるという事もあって、非常にウキウキと心躍らせながら入場しました。

入場するとたくさんの出展ブースが歓迎してくれました!

場内には大手企業の有名タイトル作品や学生が作った作品、新作のハード機器や発売予定の最新機器など様々なものが展示されていて、見ているだけでもとても楽しかったです!
中でも印象に残った展示は、Nex社が開発した『Starri』というゲームでした。リズムを全身で感じつつ、体を動かしながら楽しく遊べるスマホゲームというのが非常に衝撃的で「スマホゲームは指先を使って遊ぶもの」という私の固定観念を消し去るような刺激を受けました。ダンスが好きな人、運動不足だけど外に出るのは嫌な人、楽しくダイエットしたい人にとてもお勧めです。私も家に帰って早速インストールしました。(Starri公式サイト

また、Diver-X社の『Contact Glove』も体験してきました。この製品はグローブ型のコントローラで、メタバース内にあるものを触れる・持つ・掴むといった事が疑似的に体験できるものとなっています。展示されていたものは人差し指にのみセンサーが入っているもので、VR空間のものを掴んだりすることはできませんでしたが、メタバース空間上に設置されている積み木を突いて崩したり人差し指でボールを転がしたりする体験ができました。触感は思っていた以上に違和感がなく、かなりリアルに近いものでした。違和感を感じない原因を展示者の方に聞いてみたところ、どうやら指を包み込む形で筒状に加工されたフィルムがグローブの中に入っており、そのフィルムが指の腹を圧迫する形で動いて触覚をフィードバックしているようです。(Contact Glove紹介動画

その他にも様々な出展ブースを見てきましたが、書き出すと止まらなくなるので特に印象に残った2つの展示品について紹介させていただきました。今回の経験によって、新しいゲームや面白そうな製品に触れる事ができ、非常に良い刺激になりました。それに加えて私自身の夢が広がり、創作意欲がますます湧き上がる、そんな素敵な1日でした。


ビジネスデイ二日目(揚村)

長浦さんとバトンタッチして、ビジネスデイ2日目の感想を書かせていただきます!

私は東京ゲームショウを写真や動画では見たことがあったものの、実際に参加するのは今回が初めてでしたので、非常に楽しみにしておりました。どんな順番で回ろうか……試遊はどのゲームから挑戦するか……などなど考えつつ、TGSの公式サイトを熟読しながら電車に揺られ、会場に到着して最初に驚いたのは人の多さです。ここにいる方達全員ゲームに携わる方達なんだな、と思うと、入場口の時点で感動してしまいました。

会場は大きく分けて3フロアで、たくさんの団体のブースが設置されておりました。どこを見ても気になるものだらけで、目が忙しかったです!今回は特に興味深かった展示をご紹介させていただきます。

まずは『steam deck』の体験ブースです。日本では現在、予約受付中のハード機ですね。サイズ的にはswitchと同じくらいでしたが、左右のコントローラ部分が手にフィットする形状になっており、とても持ちやすかったです。また個人的には、内臓スピーカー使用の状態での音の臨場感に感激しました。恐らくですが、スピーカーが機器の前面にあるためではないかと思います。実際に使用感の良さを体験することができ、とても満たされた気持ちです。steam deckが流通するようになると、steamのゲームをやりたいけどゲーミングPCは高くて中々手が届かない……という層、学生や子供へも、ユーザー層は拡大していきそうだなと感じました。発売したらぜひ私も購入したいです。(steam deck公式サイト

上空に浮かぶ巨大なsteam deckです

また、『PROJECT XENO』も試遊をさせていただきました。こちらはGameFi(ブロックチェーンを利用したゲーム。プレイすることでプレイヤーが収益を上げることができる)の要素を備えたWeb3 PvPゲームで、プレイヤーはNFTキャラクターを使用してバトルを行い、UT(Utility Token)とNFTを獲得することができます。NFTを使用したゲームとはどのようなものなのか、ぜひ知りたい!と興味を惹かれ、体験して参りました。
ゲームの内容としては戦略型のコマンドバトルなのですが、考える部分が多く少し難しかったです。しかしNFTがかかっているバトルだと思うと、プレイヤーの本気度ややる気にも影響しそうに思えます。またビジュアル面では、キャラクターがとても可愛らしく魅力的で、国内外で人気が出そうな気がしました。試遊後はなんと、NFTのリアルガチャを回すことができ、NFTをゲットすることができました。私自身NFTを所持するのが初めてでしたので、これがNFT……!と、とても嬉しかったです。まだリリース前のゲームなので、今後の情報を追っていきたいと思います。(PROJECT XENO公式サイト

様々なゲームに触れることができ、非常に充実した一日となりました。また、上記では企業ブースのお話のみになってしまいましたが、インディーゲームもたくさん出展されておりました。そちらでは特に海外のゲーム開発者の方も多く参加されていて、世界中の人が作ったゲームが幕張に集まっているんだ、これは本当に素晴らしいことだなと胸が熱くなりました。


以上、長浦と揚村による東京ゲームショウの感想レポートでした。貴重な経験をすることができ、両日ともにたいへん勉強になりました。
2日間ワクワクした分、私たちもたくさんの人をワクワクさせられるように、精一杯ゲーム作りに励んで参りたいと思います!

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