Blog

新人日記

画像生成AIを使ってみる

こんにちは!新人デザイナーの揚村です。8月も中盤、非常に暑い日が続いていますね。熱中症など気を付けて元気に過ごしていきましょう。

さて、今回ご紹介するものは皆さんもご存じの方が多いかもしれません。最近非常に話題になっている例のAI……「Midjourney」です!テキストを入力すると、AIが画像を生成してくれるサービスです。SNSなどで掲載されている、Midjourneyによる生成画像を眺めてすごいな~と思っていたのですが、やはり実際に触るのが一番でしょう。せっかくなので、他の画像生成AIについても調べて使ってみようと思います。

使用したのは「Midjourney」「NightCafe」「Hotpot」の3種類のAIです。それぞれ同じ単語を入力し、生成された画像を比べることにしました。

「sky」と入力し生成された画像です。

一先ず「sky」の単語1つで画像を生成してもらいました。左からMidjourney、NightCafe、Hotpotです。同じ指示内容ですが、AIによってかなり個性が出ていて面白いですね。また、NightCafeとHotpotは、画材やタッチを「style」として、選択形式で指定することができました。例えばNightCafeでは、style Cosmicを選択しています。試しにstyle Matteに変えて同じ単語で生成してみましょう。

「NightCafe」にて、style Matte 「sky」で生成された画像です。

雰囲気が全く変わり、リアルで荘厳な感じになりました。空だけでなく、特徴的な地面やお城のようなもの、さらに木々も描かれています。また、絵というよりも、フォトバッシュ技術によって作成された風景に近いように思えます。Midjourneyでも似たような画像ができないだろうか……と色々入力して試してみましたが、中々うまくいきませんでした。ただ、細かく指示していけば、近いものはできそうです。

今回は3種類の画像生成AIを使用してみました。アイデア出しに便利そう、ということと、目的による使い分けができればなお良い、というのが感想です。Midjourneyは指示された内容を的確に、高い描写力で描き、一方NightCafeは予想外のオブジェクトを配置してくれて、Hotpotは一般的なイメージとは少し違う画を描いてくれました。0から世界観を構築していきたい!という際には、思いがけないオブジェクトの提案をしてくれる、NightCafeが役立ちそうです。

どれも非常に高性能で、絵を描く人も、描かない人も楽しめるツールだと思います。もしかすると、AIが全てのグラフィックを担当したゲームなどもいつか登場するかもしれません。面白そうですが、デザイナーとしては少し怖い未来ですね。

これから時間のある時に、さらに色々試していきたいと思います。上手な指示の仕方なども、研究してみたいです!

次の記事へ