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新人日記

ArtToy とは?

こんにちは、新人デザイナーのジラメットです。気がつけばもう12月です(このはじめ方いつまで続くんだろう)。段々寒くなって町中クリスマスの色に染められて、テーマパークに行くことにふさわしい時期ですね。でも、今年もまだやめておいた方がいいかなとも思うので、「back number – クリスマスソング」を聞きながらブログを書きましょう。

さて、今回のブログの内容は私のホビー、フィギュアについて書きたいと思います。せっかくですから少し変わったフィギュア「ArtToy」というフィギュアを皆さんに紹介したいです。

ArtToyという言葉を聞いたことあるでしょうか。日本ではあまり知られていないようで、DesignerToyかFashionToyと呼ばれることがあります。簡単に言うと美術的な価値が存在するとされるフィギュアです。有名なのは目がXの形「KAWS」などでしょうか。

日本のフィギュアというとアニメやゲームのキャラクターのイメージが強いですが、ArtToyはオリジナルキャラクターで、カッコよさや可愛さよりそのものの形の特徴を強調する変わった形のフィギュアです。もちろんカッコよさや可愛さが完全になくなったわけではありません。場合によりボディを一つだけ作って塗装を変えて、コレクションにすることがあります。もう一つ普通のフィギュアと違うところは対象者はほぼ大人です。ですから、値段もかなり高めです。

ArtToyの作品集「I AM PLASTIC,TOO」

海外ではArtToyがとても人気があり、有名な日本の作品も何点かあります。ナカザワショーコの「山椒魚怪獣バイロン」やMedicom Toyの「be@rbrick」など海外で高く販売されています。ですからArtToyの魅力を簡単に紹介したいと思います。

ArtToyの魅了その1 オリジナル
一番はこれしかありませんね。さっき言った通りArtToyはアニメやゲームのキャラクターではなく、オリジナルキャラクターです。だからそのそれぞれのアーティストの個性がちゃんと出てきます。

ArtToyの魅了その2 オシャレなインテリア
ArtToyはオシャレなものが多いです。インテリアとして使う人もかなりいると思います。

ArtToyの魅了その3 誰でも作れる
最後に制作者視点になりますが、ArtToyを作るのが本当に楽しいです。好きなアニメのフィギュアを作りたくても著作権のこともありますし、そもそも原作がある場合雰囲気を壊さないよう、自分の個性を抑えなければなりません。でもArtToyは完全に自分のものですから、何をやってもいいです!間違った形になってもそれはそれで面白いです。

私も大学の時自分のArtToyを作って、サークルの友達とイベントに参加したこともあります。今でも時間があればプライベートで自分の作品を作っています。スキルアップと同時にストレス解消っていうことかな。

以前私が作ったArtToyの「Boy」です。可愛いでしょ!

今考えてみると私がZbrushを勉強始めたきっかけはArtToyを作るためでした。その時習得したスキルが今の仕事と繋がっていると思えるかもしれませんね。今回のブログを読んでArtToyについて興味を持ってもらえる人がいればいいなと思います。それではまた次回です。

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