調べ物上手になろう!
こんにちは、新人プログラマーの柿原です。
プログラマーのお仕事は、なにかと調べることが多いものです。そのため、業務を円滑に進める上で、目的の情報にいかに早くたどり着くかということが鍵になると思います。
今回は「調べ物」というテーマでここ半年ほどで感じたことを書いてみたいと思います。
かくいう私ですが、これまで情報収集についてスピードを意識したことはありませんでした。「調べ物」もとりあえずGoogle検索すればいいだろうと「いかに目的の情報に早くたどり着くか」なんて踏み込んで考えたことはありませんでした。
ところが、コードレビューを通じて先輩方の情報収集の速さに気がつきました。先輩方は、コードの書き方を調べて困っていた私に適切なドキュメントをさらっと提示してくれたのです。それらのドキュメントの多くは公式のドキュメントでした。公式ドキュメントには、私がインターネット上の記事をぐるぐる回ってもなかなか見つけられなかった情報が詰まっていました。公式ドキュメント等の一次情報を見ることの重要さは多くの人が言及していますが、強く実感したときでありました。
ただ、公式ドキュメントは英語のものが大半で、英語が得意とは言えない私には大変で無意識のうちに避けていたのでした。C#, Python, JavaScript等々いろいろな言語がありますが、「英語」にも精通したいものですね……。
さて、公式ドキュメントを見ることはそれはそれで習慣にしたいことですが、Google検索ひとつを取っても工夫できることがあります。
つい最近まで知らなかったのですが、こんなページがあるのです。これはGoogleのヘルプで、「Googleでの検索のコツ」というページです。これも一種の公式ドキュメントですね!
https://support.google.com/websearch/answer/134479?hl=ja
この一連のヘルプでは、検索のコツや高度なテクニックが紹介されています。なかでも次の「検索オプション」は強力です。
キーワードの精度を上げる以外にも結果を最終更新日で絞り込んだり、サイト内検索をしたりもできます。特に、日々更新される速度の早い情報技術では最終更新日での絞り込みが効いてきます。サイト内検索もどこに何が書いてあるかわかりにくいドキュメント内を探すのに有効です。
同じキーワードでもオプション次第でガラッと検索結果が変わるのは面白いです。
これからも「調べ物」をする機会がたくさんあります。その際にはがむしゃらに調べ物をするのではなく、「何を使ってどのように調べるか」考えてみようと思うのでした。
下記リンクから検索オプションを使ったGoogle検索ができます。
https://www.google.com/advanced_search