新人プログラマー回想録
こんにちは、新人プログラマーの大森です。
そろそろ入社して一年が経とうとしています。節目の定番ではありますが、今回はここで個人的に一年を振り返り整理すると共に、今後の課題を考えたいと思います。よろしければ是非お付き合いください。
では回想スタートです。
…と書いて意気揚々と4月から書き連ねた結果、文章量が普段の数倍に膨れ上がる結果となったため、ここに書くのは簡単な振り返りに留めます。アニメや小説でも、ずるずると長い回想は退屈になりがちですよね!
4月から新人研修として、ビジネスマナーやレポートの作成方法などを学びました。そして6月初め頃から実際の制作に参加させていただくことになり、スクリプト作成作業に着手しました。作成しなくてはいけないデータが膨大なため、複数人で分担して作業します。その際に、出来がバラバラにならないようにルールを決める取りまとめ役も任せていただきました。
その業務の傍らで、作業を効率化するためのツールを、VBAやRuby、GAS(全てプログラミング言語の1つです)などを使用して作ってきました。中でも、一番印象深いのがGASで作成した素材ビューアです。GASはもともと自分の作業効率を上げるために学びはじめたのですが、GASで出来ることが増えてくるといくつかの仕事を任されました。そのうちの1つ、素材ビューアは評判もよく、機能拡張の依頼がどんどんきて、いまでは社内のあちこちで使っていただいてます。自分からGASを勉強していなければこの仕事はなかったので、勉強して良かったと思いました。
以上がざっくりとした私の一年間の流れになります。新人でゲーム制作経験もないため、プログラマーとして入社してもすぐにゲームのプログラム制作には関われないと思っていました。ですが振り返ってみると、GASによるビューア開発がそうであるように、勉強して出来ることを増やせば、新人であってもいろいろと任せてもらえるんだと実感しました。そして、さらに知識や技術を身に付けることでより深くゲーム制作に関わることが出来るのだと、認識を改めました。
「自分の仕事は自分の価値の鏡である」という言葉をいつぞやにネット上で見かけ、強く印象に残っています。自身の価値を上げるために、さらに多くのことを学んでゆこうと思えた振り返りでした。