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新人日記

続・新人デザイナー3Dを学ぶ

こんにちは、入社9ヶ月目、新人デザイナーの大上です。

以前のブログで3Dデザインを始めた時にどのような方法で勉強をしたかお伝えしましたが、今回は入社直後の3D業務で私がつまずいた所を、問題発生から問題解決まで書きたいと思います。

3Dで初めての仕事はMAYA(3D作成ソフト)を使った簡単な構造のモデル作成だったのですが、その作業中に問題が起こりました。

…ポリゴンに綺麗な丸い穴を開ける方法が分からないんです。

(仰々しく書いた割に普通ですみません)頭では簡単に想像ができるのですが経験とツールの知識が足りていなかったのでそこで手が止まってしまいました。

さて、ここでどうしようかと考えました。先輩方に聞くのが一番早い気もしますが、自力で解決してみたかったので、解決方法を調べつつ試行錯誤してみることにしました。以下、その試行錯誤の再現です。

方法① 手作業で丸を作ってみる

何となく丸っぽい形にナイフツールで切り込みを入れて、頂点の位置を1つ1つ移動させ、丸を作ってみました。画像を見て分かると思いますが、ガイドなしにきれいな丸を作るのは難しいです。それに時間がかかります。

方法② 論理差(Difference)を使ってみる

論理差(Difference)とは2つのポリゴンの重なった部分を消すことができる機能です。立方体に円柱を重ねてツールを実行してみます。きれいな丸い穴が空きました!

方法③ カーブを使ってみる

画像のように丸と四角のカーブを作成・配置して、そのあとにカーブの内側に平面サーフェスを作成するツールを使用します。そのサーフェスをポリゴンに変換して、できたフェースを押し出しツールで押し出すと完成です。ポリ数が多いのできれいな丸に見えますが、②の方法でもこのくらい綺麗な丸い穴を開けることは可能です。

 

①②③と異なった手順をやって見て、②の方法が手数も少なく、直感的に作りたい形を作成できて個人的にやりやすかったので、この方法を利用しました。よって問題解決です!

3Dの作業をしていると、冒頭で書いたように、どう作ればよいかわからなくなることが多々あります。そんな時はネットで解決方法を探して自分の中に知識やノウハウを蓄積させていきます。それが今後の作業の時間短縮につながるので、最近はこの工程が楽しくて仕方がありません。

入社してもうすぐ1年、3Dに関してもっと知りたい事がたくさんあるのですが、複雑すぎて調べても理解できない分野が増えてきたので、先輩方を頼りつつ、作業時間の短縮とクオリティーアップを目指して学び続けていきたいと思います

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