新人デザイナー3Dを学ぶ
こんにちは、新人デザイナーの大上です。2D・3Dのデザインを担当しています。
入社前に通っていた専門学校では2Dを中心に学んでいました。3Dは就活を機に始めたので、まだまだ分からない事だらけの初心者です。ここでは、そんな初心者目線で見た3Dについて、お話ししたいと思います。
フィラメントでは制作過程に「MAYA」を使用しています。MAYA はゲーム業界で主流の3Dグラフィック作成ソフトです。私が入社前に独学でMAYAを学び始めた際は、AUTODESK(MAYAを開発・販売している企業)が配信しているチュートリアル動画を利用していました。
チュートリアルでは、キャラクターと武器の基本的な作成方法を初心者向けに、1から丁寧に教えてくれるので、3Dに興味はあるけど、どこから勉強すればよいか分からなかった私にはもってこいの教材でした。
Maya Learning Channel
https://area.autodesk.jp/movie/maya-learning-channel/
独学でも上記の勉強方法で、テクスチャー付きのキャラクターを作成するところまで出来るようになっていましたが、そのあとの工程であるアニメーション作成はかなり複雑で、個人で習得するのは難しいと感じていました。そう考えていたタイミングで内定が決まり、インターンシップという形でMAYAについて実際の現場で学ぶ機会をいただきました。3Dのプロである先輩方のご指導のおかげで、正式に入社するまでには、ポリゴン作成からアニメーション作成まで一通りの作業を行えるようになりました。
社内で3Dを学んでいる際に大切だと感じたのは、専門用語を覚える事です。MAYAでは普段見慣れない単語(プリミティブ、ラティス、ノード…など)が多くあり、入社当時は覚えるのにかなり苦労しました。しかし覚えた事で、デザイナー同士のコミュニケーションが円滑になったり、プログラマーとの意見交換もしやすくなっていると感じました。今でもわからない単語に直面する事がありますが、その都度メモをしてネットで調べるようにしています。
3D作成ソフトは今後さらに進化し、学ばなくてはいけないことが今以上に増えていきますが、置いて行かれないように学び続ける姿勢を保ち続けたいと思います。
『Mayaベーシックス』
著者:伊藤克洋
http://amzn.asia/eJwJfeG